元明倫小学校にあるペトロフピアノをモデルに描かれた
仲村大三郎画伯の屏風「ピアノ」の原寸大レプリカを
制作する為のコンサートで年2~3回開催されているそうです。
現在は京都芸術センターになりましたが、趣ある講堂で
ピアノとフルートの音色が美しく響き、心和らぐひと時でした。
屏風は四曲一隻の作品で京都市美術館初期所蔵品の一つです。
丁寧に描きこまれた楽譜から、演奏しているのは「トロイメライ」との事。
ペトロ社のピアノは大正時代に明倫小学校創立50周年記念に
明倫学区の有志により寄贈され、その当時チェコの宮廷でも
重用された最高級のピアノだったそうです。